本文へスキップ

TEL.0956-82-3121

〒859-3615 長崎県東彼杵郡川棚町下組郷2005番地1

専門外来について

  • 禁煙外来について (毎週木曜日:14:00〜 完全予約制)

    現在、日本で1年間に10万人以上の人が喫煙関係の病気で死亡していると言われています。
    喫煙者は非喫煙者と比べ、肺癌で死亡するリスクが男性で4.5倍・女性で2.3倍と高く、男性の咽頭癌では何と32.5倍との結果もあります。
    また食道癌や胃癌、膀胱癌など呼吸器系以外の癌のリスクも高くなります。
    その他にも呼吸器疾患(肺気腫、慢性気管支炎)、心臓疾患(心筋梗塞)、脳血管障害(脳梗塞)、胃十二指腸潰瘍などの病気にもかかりやすくなることが知られています。
    喫煙者だけでなく、近くで煙草の煙(副流煙)を吸っている人(受動喫煙者)も同様に病気のリスクが高くなり、妊婦さんが喫煙すると流産の率が上昇し、胎児の成長にも影響します。
    両親が喫煙していると子どもに影響し、乳幼児突然死や喘息、肺炎などのリスクが高くなり、知能低下や多動児の率が上がることも知られています。
    このように健康に対する喫煙の影響は大きく、「煙草は予防できる病気の最大の原因の一つ」と呼ばれています。

    社会経済に対する影響も大きく、日本での煙草の税収は年間2兆5,000億円前後ですが、喫煙による健康被害に関する医療費が約1兆3,000億円、労働損失が約5兆8,000億円など経済損失は7兆円以上との試算もあり、喫煙者が煙草を吸えば吸うほど国は損をしているとも言えますし、家系的にも300円の煙草を1日1箱吸えば1ヶ月で約1万円、1年間で10万円以上の出費となります。

    当院では以前から禁煙外来を行っていましたが、平成18年4月からニコチン依存症は病気であるという位置付けがなされ健康保険での治療が可能となり、禁煙補助薬のニコチンパッチが平成18年6月から、平成20年4月からは内服薬(チャンピックス)が保険での使用を認められました。そのため禁煙治療を受けられる方の経済的負担は軽くなり、成功率も高くなりました。
    ご自分やご家族の健康のための煙草を止めようと思われています方や、病気のために煙草を止めたいが止められないという方がおられましたら、どうぞ「禁煙外来」をご利用下さい。

  • 睡眠外来

    当院では週に1回程度のペースで夜間睡眠時無呼吸の検査を行なっています。
    本来、睡眠時無呼吸というのはどの科にかかって良いかわからない、いわゆる境界領域の病気でした。
    日本中の病院で睡眠の検査が行われておりますが、循環器内科・耳鼻科・歯科・神経内科・精神科などの診療科がこの疾患を担当しています。
    こういった状況で、当院の睡眠外来の特徴は、呼吸器内科の医師が検査技師と協力して検査・治療を行っているということです。

    呼吸器内科の医師は人工呼吸器の扱いに慣れており、この疾患の主な治療法である「鼻マスクを使用するCPAP治療」をスムーズに行なうことができます。
    現在のところ「いびき」を訴えて受診される方が一番多く、時には「寝ているときに息が止まっている」「昼間にすぐ寝てしまう」といった症状で受診されます。
    このような方々に検査をしますと、当院では約50%の確率で「治療の必要がある睡眠時無呼吸症候群」が見つかります。
    これまでも、重症例では病気を放置すると突然死や余命が短くなるという報告がありましたが、最近では中等症以上の睡眠時無呼吸を治療しないで放置した場合、脳梗塞や脳出血あるいは心筋梗塞といった病気になる確率が明らかに高いということがわかってきました。
    日本には200万人程の睡眠時無呼吸の人がいると言われてますが、現在治療中の人数は12万人に過ぎません。

    様々な合併症を起こさないために、いびきを指摘された方は早めに検査を受けるようにお薦め致します。

  • 頭痛外来

    「たかが頭痛」とはいっても、頭痛に悩んでいる方は決して少なくありません。
    最近では、テレビや雑誌などで「片頭痛」や「薬物乱用頭痛」が取り上げられるようになりました。
    頭痛には他の病気と関係なく起こるいわゆる「慢性の頭痛」と脳腫瘍、脳血管障害などの病気によって起こる「危険な頭痛」があります。
    「危険な頭痛」かどうかはCT,MRIなどの検査で容易に診断することが可能となっていますので、是非頭痛外来・神経内科・脳外科外来でご相談下さい。「慢性の頭痛」は、頭痛の起こり方や性状を詳しく聞くことで正確な診断と治療が可能となります。

    以前は長時間の不自然な姿勢、悪い噛み合わせなどの身体的ストレスや、仕事上のトラブル、対人関係、不安などの精神的ストレスにより、頭の筋肉の緊張(こり)が原因で頭痛が起こる緊張型頭痛が慢性の頭痛の大部分と思われてきましたが、この中にも意外に片頭痛が含まれていることが認識されるようになって来ました。
    片頭痛は脳の血管が収縮・拡張することで起こる血管性の頭痛で、典型的な場合は片側に起こることが多く、ズキズキと脈打つ激しい痛みが比較的急に起こるのが特徴で、吐き気や嘔吐を伴うこともあります。
    片頭痛は遺伝的要素が大きく、特に母親が片頭痛であるとその子供が偏頭痛を受け継ぐ確率は70%以上といわれます。
    また、圧倒的に女性に多く、女性ホルモン(エストロゲン)の変動が深く関係していることがわかっています。近年、この片頭痛は年齢によって姿を変えて現れる慢性の病気と捉えられるようになっています。女性の片頭痛の多くは10歳代ごろに発症し40歳代くらいまで、前述のような比較的典型的症状に悩まされます。
    しかし、10歳以前には、頭全体が重いような痛みがあることが少なくありません。
    また、加齢による女性ホルモンの変動により、更年期以降は、緊張型頭痛に近いドーンとした重苦しい痛みに変わることが多いため、診断が難しくなります。

    片頭痛の治療は、発作時の治療と発作の予防があります。発作時の治療にはトリプタン系の薬剤が導入されこれまでにない効果が認められています。発作の予防には、血管拡張薬や少量の抗うつ薬、てんかんの薬、高血圧の薬など頭痛と関係のないような薬が使われるのが頭痛治療の奥の深いところです。

    頭痛のために鎮痛薬(市販の頭痛薬や病院で処方される痛み止め)を常用していると、かえって頭痛がひどくなることがあります。これは「薬物乱用頭痛」と呼ばれ、最近患者さんが増えており、治療も難しいため問題となっています。

    頭痛でお悩みの方には、まず頭痛ダイアリーをつけていただくことを勧めています。
    これにより頭痛の分析ができ、治療効果も確かめられます。
    外来受付にはこの頭痛ダイアリーをはじめ頭痛自己診断のための簡単な質問票やQ&Aシートもありますので気軽にお立ち寄り下さい。











Nagasaki Kawatana Medical Center長崎川棚医療センター

〒859-3615
長崎県東彼杵郡川棚町下組郷2005番地1
TEL 0956-82-3121
FAX 0956-83-3710